初美さんの精神転送という話が進んできました。
しかし、その結末は後悔するものになるのですね…。
そして、第1世代の名称が「グリッチ・キャスケット」だそうです。
私は一体何をしているのでしょうね。
第1世代を使って、第6世代の復旧でしょうか?
でも、どうして私が?
前回の記事
システムの正体とは
- システムが得た情報は、ホログラムが作り出す手袋によって可視化される。
- 狩谷は最適化された町になっている。
- 管理化が進んでいることが異常といえるのかもしれない。
- エラーとは、システムサイキによって可視化された精神の異常のこと。
- システムは一つの物差しにすぎない。
- リツ「幸せになる方法は一人ひとりが自分の意思で選べばいい」
- システムを拒むのは精神ではなく、身体。
- 何らかの形で体を変えることで、成功するように思える。拒絶を抑えるか、体を取り換えるか。
- システム体に人間の精神を送る精神転送はこれまでの逆 → つまり今までは、人間の体にシステムの精神を送っていた
- 精神に対して耐性をもつ、更新課の人間ですら全てのシステムに接続しているわけではないのに、耐性のない人の精神を全システムと接続する体に入れる、というリスク。
- 第六世代は身体、精神の入れ替えが容易で、深刻なエラーへの干渉を避ければ半永久的に存在できる。
- 第一世代、グリッチ・キャスケット。精神に直接干渉し、エラーをそのままの形で保存する。使用者にエラーを引き起こす。
第4世代以降のシステムは、システム体という肉体を作って、システムの精神を送っていたのはすでに分かっていますね。
この肉体は、第5世代までは機械成分多めの体、というよりも元々生身の肉体を元に機械を組み合わせて作っている感じになるのでしょうか?
それが第6世代では、完全に人間の体に送ると言うことになるようです。
「今と変わらないようにする」ことが目的でしたので、今回は精神を抽出した初美の体を原料として使ったのでしょうか?
そうすれば、体のパーツの再構築は簡単にできますよね。
しかし、そうなると、今までの今までのシステム体にも原材料として使われてきた人がいるはずで…。
それが、培養された体組織を使っているのか、それとも適性があった人、もしくは亡くなった人の体、はたまたエラーを起こして、処分された人間の体なのか…。
この部分にはこの世界の闇が詰まっているような気がします。
そして、第一世代、グリッチ・キャスケット…。
これは、アプリケーションを通して、精神に直接関与する。
それはつまり、様々な精神影響を追体験することになるので、自分自身に精神影響が及んでしまうのですね…。
私はグリッチ・キャスケットというゲームをプレイしているつもりでしたが、いつの間にか、干渉役として、この世界の存亡に関わっているのですね…。
どうにかしないと…。
ダウンロード等はこちら
ふりーむ(https://www.freem.ne.jp/win/game/26463/ )
作者HP(http://ikisiteru.web.fc2.com/index.html/ )
作者Twitter(https://twitter.com/_rojinoura/ )
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