「私の願いを叶えて」
それは誰もが願うことですが、切実な願いというのは、時に人には伝わらないものでもありますよね…。
※ネタバレ注意
前回の記事
キャンディに異変が
眠たがりのキャンディは音楽家なのか、歌が上手でオルゴールの曲をつくることもあるのだとか。
おそらく、このうつろぎさぁかすにくる前に作成したものなのでしょう。
昔から音楽が好きだったのでしょうね。
この日、キャンディの具合が悪そうだったのですが、急に下の画像のような状態に。
どうも、「まじない」が暴走しているようです。
キャンディの中にある強い願いが暴走しているらしいのですが、どうしてこんなことになったのでしょう(part5ぐらいで明らかになります)。
キャンディを助けるためには、心の中に入って、直接の原因を解決しないといけないようです。
それを任されたのが、主人公のシホ。
まじないを受けていないからこそ入ることができるらしいのですが、入って大丈夫なんですかね…。
しかし、私が行かねば、誰が行く!
ええ、どーんと任せてください。
キャンディの心の世界に
キャンディの心の中に入ると、そこは、結婚式場のような、コンサート会場の入り口のような、そんな場所でした。
キャンディの心の世界は、「寝たい」という思いが溢れていました。
目覚ましの音を嫌い、栄養ドリンクや睡眠薬に頼る生活。
そして、それらも効かなくなってくる。
その頃の心理状況というと、焦燥というか、錯乱というか、そんな状況になっていてもおかしくないですね。
こう言う言い方は、あまり良くないのでしょうが、いつ壊れても仕方のない状況です。
ブラックな職場、家族もまた守ってくれない状況。
また、キャンディの人の良さがそうさせてしまったのかもしれません。
ひとしきり、心の中を調べた所、部屋の奥へ進むことができるようになりました。
そのステージ上には黒くなったキャンディの姿が。
「眠りたい。眠れない。それならせめて、やすらぎの音が欲しい」
そんなキャンディの願いを叶えるため、私は借りっぱなしのオルゴールを奏でるのでした。
その後
キャンディを助けたシホ。
しかし、その日、夢を見ます。
白塗りで欠けた言葉たち。
それは彼女の記憶なのでしょう。
しかし、良い記憶ではなさそうですね…。
一体、シホにはどんな過去があるのでしょうか。
この記事へのコメント ※他の人が見て不快に感じるコメントはお控えください