シルバー、彼は人ですよ。
…ええ、我々と変わりません。
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優しい狼男の兄ちゃん、シルバー
ウェアウルフこと、狼男のシルバー。
力持ちかつ、家庭的、そして頼れる兄貴分って感じがします。
狼男の怖いイメージとは異なり、このサーカスにおける「お婿にしたい男子」No.1なのではないでしょうか。
そして、このシルバーはキャンディに恋心を抱いているようで、応援したくなります。
寝るのが好きなキャンディ、世話好きシルバー。
なかなかいいカップルに見えますけど、どうでしょう。
しかし、今度はシルバーに異変が。
キャンディに異常が出ていた時、近くにいたのが原因なのでしょうか。
願いが暴走しているようなので、また助けにいきましょう。
シルバーの入り組んだ心
シルバーの心の中に入ると、そこは暗い牢や迷路が中心になっていました。
「オオカミおとこのオキテ」に書かれてあったように、ひたすらに暗い。
しかし、シルバーは光を求めていて、温かさを求めていました。
この入り組んだ迷路の中にある仕掛けの解除方法は、その「オオカミおとこのオキテ」に逆らうようなものばかりでした。
このオキテに従うべきか、それとも逆らうべきか、シルバーはとても悩んできたのかも知れませんね。
しかし、この本の表紙に×印がついていたことから、おそらく団長に拾われたときに、この「オオカミおとこ」として生きるのは辞め、シルバーとして生きることを決めたのでしょう。
迷路を進み続けていくと、明かりを手に入れます。
そして、シルバーに近づくと…。
シルバーを元に戻すことができました。
狼男として生まれてしまったがために、両親からも拒絶され、「化物である」狼男として生きることを強いられてきたシルバー。
団長にあって「一人の」狼男として生きることができるようになったのですね。
それにしても、両親によって酷い扱いをされていたシルバーが、いい兄ちゃんになるほどの真っ直ぐな心を持っていたこと、それが奇跡のように思えます。
もしかしたら、結構長い間このサーカスで働いて、料理を覚え、少しずつ心を取り戻していった。
そんな過去もあるのかもしれないですね。
推測に過ぎませんけれども。
また、夢を見ました
今度は誰かと会う夢を見たシホ。
しかし、目覚めたと思ったその場所は、いつもと雰囲気が違います。
一体何が起きているのでしょう。
次回、この続きからいきます。
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