おすすめしていただいたのでプレイしてきました!
脱出ゲームみたいな謎解き要素がありまして、面白いですね。
※蒐集品(しゅうしゅうひん)を「きしゅうひん」と呼んでいます。 これはpart3から修正されます。
旅は道連れ、獏まかせ
今回の主要人物として、「獏」を名乗る少女が登場しました。
彼女は、主人公が夢の世界を進んでいくのに、手を貸してくれる存在です。
メタ的には、攻略のヒントを与えてくれる助っ人ですね。
攻略に行き詰まったら、獏に話しかけること、それを忘れずにいけば、困ることはなさそうです。
それにしても、この主人公はどんな人なのでしょうか。
考察しがいがあるような気もしますが、後々ネタバレがきそうな気がしていて、それなら普通に楽しみたい気もします。
このゲーム、難しくなくて楽しいんですよね。
第一章 はらり、はらはら
最初の部屋は、まんじゅうとお茶が用意されている部屋に桜の木がはみ出してきていました。
桜、駒鳥、蝶と春を連想するものが非常に多い部屋ですね。
謎解きも与謝蕪村の「菜の花や 月は東に 日は西に」という俳句が登場するなど、かなり春を前面に持ってきています。
飾り棚も手紙も、手に入れたものを片っ端から使っていくことで解決することができましたから、この最初のステージは難しくなかったですね。
それにしても、雰囲気が独特ですね。
桜に絡めとられていた友人なんて発想、なかなかありませんよね。
桜に絡めとられていた、というのは、春に別れた友人を表しているのでしょうか?
どちらかというと、主人公がふらりと居なくなってしまうようなことを言っていましたので、友人が消えた、というよりも主人公が別れを告げたという方が近いようにも思います。
また、駒鳥が言っている「オーベロン」とは文学で語られる妖精王のことのようです。
シェイクスピアの作品「夏の夜の夢」によく登場するようですね。
となると、この世界観は、主人公の文学的な思考に基づいて構築されている部分が多そうですね。
その文学的な思考だからこそ、獏は「書生さん」と表現しているのかもしれません。
これからもたくさんの本にまつわる何かしが登場するのでしょうか。
ダウンロード等はこちら
ふりーむ(https://www.freem.ne.jp/win/game/19829/ )
ノベルゲームズ(https://novelgame.jp/games/show/1705/ )
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