笑って、泣いて、怒って、喜んで
どれも大切な自分の心です。
鬱病がテーマの作品なのだけれども
この作品は鬱病の中でも、感情の一部が欠損するタイプの鬱病のようですね。
心の問題が身体的な影響を与えることはよくあるのですが、今回の場合は主人公自身が感情がなくなることを願っているパターンのようですね。
泣き虫と呼ばれる主人公。
その彼女が周りの人からの影響によって、「泣くことを否定した」もしくは「私は感情がない人間だ」と自身の感情を否定した結果に生じたのが今回の現象のようです。
適切なストレスとの付き合い方ができなくなった彼女はストレスを溜めるばかりとなり、寝ることでしかストレスを回避することができなくなってしまったのかもしれません。
とはいえ、人間の感情というものは、そう簡単に消えるものでもなく、心の奥底には感情は存在し続けているものです。
だからこそ、心の奥底で泣いていたのですが、泣く自分を自分自身と認めることが出来ずに、まるで他者であるかのように振る舞い、最終的に殺そうと意固地になってしまったのですね…。
感情を殺してしまった人間は、心を取り戻すまでに時間がかかりますし、彼女が回復するまでには年単位の時間が必要そう。
彼女の頭を優しくなでてくれる人がいるなど、彼女の周りの大人達は優しい人が多かったのでしょうが、だからこそ、そんな大人を心配させまいと嫌なことがあっても泣くのを我慢した結果…とかだったらとても寂しいですね。
おわりに
みなさんは、苦しい時、辛い時、話ができる相手はいますか?
ストレスを発散することは出来ていますか?
心は無理をするとすぐに疲れてしまいますので、ときには何よりも自分を大事にしてくださいね。
ダウンロード等はこちら
ふりーむ(https://www.freem.ne.jp/win/game/27294 )
作者HP(https://roomgame.wixsite.com/yaya88 )
作者Twitter(https://twitter.com/KogureRui )
この記事へのコメント ※他の人が見て不快に感じるコメントはお控えください