※ブログでは、ゲームの感想や考察について投稿していきます。攻略に関する情報も載っていますので、未プレイの方はネタバレにはご注意ください。
3つのエンディング全てを見てきましたが…。
あにはからんや…。
私の実況動画
謎多きゲーム
さて、このゲームの何が謎なのかというと、全てですね。
このゲームの世界は一体どんな世界なのか、世界からの脱出、破滅する世界、地獄に繋がる世界。
ここは一体どういった場所なのでしょうか…。
元々この世界には何かしらの文明が存在していたようですが、私の見えた範囲では世界のほとんどが海に沈んでおり、港すらない島、魔王城と遺跡の森。
その不自然な世界。
一体どういうことなのでしょうね?
最も分からないのは、最後の世界から脱出Endを迎えた際に表示された画像たちです。
銀河系の絵と、どこか南極や北極といったような人が生活するにはあまりにも厳しい場所に見える地点。
世界から脱出したという割には、脱出した先もまたかなり限界に近いような…。
それでも「脱出」と銘打たれているということは、まだ主人公にとってはこの場所から出ていくほうが望ましいということになります。
街がほとんど発展しておらず、大きな建物といったら魔王城らしき場所だけ。
となると、魔王たちによって支配されている世界と考えたほうが良いのかもしれませんね。
人は取るに足りないもの、または絶滅の危機に瀕している生物ということも考えられるかもしれません。
だからこそ、アイテムを売ったりする比較的親切寄りな扱いをされているような…。
この考えは、前回プレイした「物語らない」の影響を受けた思考ですね。きっと。
宝箱の前でクリックしたら必ず開くという動作をするのが当たり前なんて誰が決めたのか?
制作者HPより引用
そんな常識を覆したくて作った変な仕様だらけのゲーム。
製作者はこのように語っていますので、主人公による脱出とは、この秩序が壊れた世界からの脱出と捉えてもよいのかもしれません。
主人公は、普通に人と関わり、普通に生きたかったのかもしれませんね。
分かりませんけど。
ゲームの3つのエンディング分岐
このゲームには3つのエンディングがあります。
ゲームのReadmeに書かれてあるので、皆さんお分かりだと思うので簡単に。
- 地獄エンド:ドラゴンからアイテムを買う→ゾンビを不死身を消して倒す→魔法陣に乗って移動する
- 世界滅亡エンド:ドラゴンから大盗賊の鍵を買う→城の最奥にある宝箱を開ける
- 世界脱出エンド:雪の街でアイテムを入手後、ドラゴンのところまで行った後に森まで戻る→レバーを元に戻した後、最初の分岐路を進む→アイテム「階段」と「扉」して先へ進む
迷うことはないと思いますが、それぞれのエンディングを見ての感想が「あにはからんや」となった私でした。
「あにはからんや」なんとも便利な言葉ですね。
サクサクプレイできますし、リアクションもしっかりとれる面白いゲームでした。
作者曰く、「短いしあんまりストーリーは作り込んでない」ということだったので、それぞれのオブジェクトの意図について考えるのはやめておきましょう。
皆さんもぜひプレイしてみて、考察してみてくださいね!