※ブログでは、その感想や考察について投稿していきます。攻略に関する情報等が載っていることがありますので、未プレイの方はネタバレにはご注意ください。
水降
何だろう、閉塞感。
前回の記事
暗い鳥かご
さて、今回はボロボロのステージでした。
暗いですし、何だか不穏さを感じますね。
画像に見えている巣のような場所がゴールなのですが…。
鉄塔が動いて襲い掛かってきたような場所ですので、きっとこの鉄塔も動くのでしょう。
中に入った途端に鉄塔が閉じて閉じ込められる未来が見えます。
自然を愛していた主人公が、電気や電線に閉じ込められるような感覚になっているのでしょう。
と、なると何かしらのインターネット的な世界で感じている閉塞感というか、しがらみに苦悩しているように捉えることもできそうです。
電話という距離を縮めるものがあるからこそ、個人の自由がなくなっていった世界観のようにも感じています。
これが高度経済成長期の影響なのかどうかは分かりませんけれども、いつでも誰かとつながれる感覚というのは、確かに疲れてしまいますよね。
時にはPCやスマホを放置して過ごすことも生きやすくなるための一つのポイントなのかもしれません。
どこまでもあるはずの自由の空 空を傷つけんとする鉄塔 自由の風景に線引く電線が 利便さのしがらみが 腕に 足に 首に 絡む
何だか、鉄塔が立ち並ぶと空から見たら剣山に見えません?
鉄塔が立ち並ぶほどに、地球はチクチクした星になっていきそうです。
物理的にも精神的にも。
さて、次回くらいがこのゲームの最終回ではないかと考えているのですが…。
どうなのでしょうね。
もし、そうなったら、次は何の綺麗なゲームをしようかな。
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