【Who am I ?】幸せを求め続ける人生は、不幸でしかない【part3】

ゲーム
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 さて、虐待をテーマとしたフリーゲーム「Who am I ?」の最終パートとなっています。
 本実況では、無事にTrue Endを迎え、おまけ部屋まで覗いてきました。
 今回は、その中で思ったことを中心に話をしていこうかと思います。

前回の記事

True Endを迎えるにあたり

 本作ではTrue Endを回収(マッチ入手、シャオのとき包帯でメアリを治療、シレネで手紙を見るという条件を達成)したら、Nomal Endは回収する必要がないと、作者さんが言われていましたので、エンディング回収はしていません。
 しかし、このTrue Endもまた、後味の悪いものになっています。
 終わりなき連鎖といった感じでしょうか。

 さて、ひとまず、いろいろな情報を得た結果。
 虐待に遭っていた、アネモネの霊を浄霊することになりました。
 しかし、その過程で、というか色々あって、家が全焼。

 父「出張から帰ったら、家がない件について」
 メアリ「何があったか覚えていなくて」
 シャオ「強い地震があって、それで火事が…」
 シレネ「シラネ」

地震、雷、火事、おやじ、これにて全コンプリートです。

 そして、このゲームの終わりには、メアリにアネモネの霊が憑依していたことが判明
 あまりシレネの手伝いに乗り気でなかったり、霊障で体を傷つけられるなど、思い当たる節がありましたね。
 (最後までメイド服の謎については不明なままでしたが)

そして迎えるTrue End

シレネ・・・?

 「その名はシレネ」という名のついた、True Endでした。
 タイトルの「Who am I ?」(私は誰?)という問いはアネモネがしているらしく、それに対して「シレネ」と答えているようです。
 つまり、アネモネはシレネに乗り移ってしまった、と考えられそうです。
 シレネに移るということは、次は別の少女に乗り移ることになるのでしょう…。

全体を通しての感想

 虐待という暗いテーマに対して、どこまで迫るのか、実況前からドキドキしていました。
 深ぼろうとすれば、どこまでも陰鬱な内容にできてしまうので、「実況できなくなるかも!」とか考えていましたね。
 しかし、プレイしてみると、万人に受け入れられそうな内容で、ゲームの難易度についても優しい感じがしました。
 作者さんが伝えたい内容について、おまけ部屋を含めて皆さんにとって改めて考えていただくことにもつながるかもしれません。

 1点気になったのは、「虐待が連鎖する」という内容についてですね。
 確かに、幼少期に虐待の経験がある者は、大人になったとき、虐待をしてしまう傾向がある、と言われています。
 今回は、それを霊の憑依が繰り返されることで表現されているようでしたが、作者が伝えたかった「もし、子どもに手を上げてしまったとき、自分がしてしまったことを見直し、行動を変えることができるか」ということに伝わりにくく感じましたね。
 True Endの最後に、シレネと子どもがあり、シレネが子どもを叩いてしまう。
 そして、アネモネの記憶が蘇り「ごめんね」と謝り、行動を振り返ることが大切だということに気づかせるシーンがある。
 もしくは、虐待は連鎖するというバッドな感じの真相エンドがあると、より、連鎖性が表現できるのではないか、と考えました。
 あくまで、私の意見ではありますけどね。

 実際、子育てをしていくなかでストレスやイライラが溜まり、子どもに手を上げてしまいそうになること、というのは確かにあります。
 そう思った時に、子どもの心に傷が残るように関わるか、子どもの未来を大切にできるか、それは全人類が考えていかないといけない内容かと思います。
 私も子どもにイライラすることはありますが、そんなときに頭を思いっきりわしゃわしゃしたり、くすぐったり、頭を指でグリグリしたりとしてしまうことがありました。
 自分の行動が本当に良いのか、改めて考えないといけませんね。

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