※ブログでは、ゲームの感想や考察について投稿していきます。攻略に関する情報等が載っていることがありますので、未プレイの方はネタバレにはご注意ください。
悪夢、それは何歳になっても恐ろしいもので…。
悪夢の中で果てる
さて、今回のゲームの内容は、少年が悪夢の中に囚われて、救いを求めた結果、人生が終わってしまうという物語でした。
その過程で、徐々に異常をきたしていく様子の表現が面白い作品でしたね。
タイトル的に悪魔の影響
「A Devilish Nightmare」という、タイトル的に悪魔の影響なのは間違いがないでしょう。
夢の中で、悪魔に脅かされた結果、現実での心臓にダメージがいったパターンですかね。
ゲーム内の新聞では、12歳の少年が亡くなったという状況が記載されていたのですが、それが自分のことなのか、それとも他の子どものことを指しているのか、気になるところではありますね。
連続的な事象ともいわれていませんし、どちらかというと、この少年のことを指しているように思いますね。
途中で、両親に声をかけるのをやめたことや、「逃げられない」と察していたことから、死という運命を受け入れているようにも思います。
実際には、死してなお苦しんでいた魂が夢を繰り返す中で悪魔につかまり、終焉を迎えたという話なのかもしれませんが…。
夢が伝えようとしたものとは?
『夢には意味がある』
そういって、顔が並んでいる行き止まりが。
この顔が並んでいるのも何かしらの意味があるのですね?
脅かしの順番として、3番目に赤い顔が出てきたのは事実ですが…。
のっぺらぼうであること、部屋のレイアウトがおかしくなっていくことなど、それぞれにもしかしたら意味があるのかもしれませんね。
私、「forgive」を「forget」と間違っていますね。
「忘れてはいけない」ではなく、「許してはいけない」が正解になります。
これらの、単語たちが何を表しているのかは正直不明。
この悪夢を形成する者たちなのかもしれませんが…。
となると、ringは指輪ではなく、輪として捉えるべきでしょうか。
繰り返す中で、反響してくる様子や、最終的にこれらは悪魔の手によって指揮されていたもの、と捉えていくとよいのでしょうかね…。
翻訳:『光の道に足を踏み入れるには、心の中を見ることによって心の外を見なければなりません』
「自分自身を通して、周りの世界を見ることで正しき道に進むことができる」という意味でしょうか。
自身の心内を正しく理解することが必要といった感じなのですが…。
ゲーム的に言ってみると、これらの意味はこの舞台に立っている以上、ゲームの主人公の心を考えつつも、一歩引いた視点から見てみることが大切だということになる気がするのですが…。
この主人公が繰り返す中で主人公の焦燥感は伝わってくるのですが、「どうしてこの子が?」という謎は解消することなく物語が終了した感じがしますね。
この物語には、たくさんのベッドやランプ、鍵が登場してきますので、他にも被害者となった者の存在がありそうですが…。
その真相は不明なまま…。
また、最後の謎解きも不明ですね。
どうしてあれで良かったのか…。
悪魔は鍵を何度も手に取る様をみて、楽しんでいたのでしょうか…。