人の心をシステム化しようとして、その処理をプログラムが行うことができるのでしょうか?
人の判断や行動は、例外ばかりですからね…。
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第4世代と第5世代
第4世代のヨシノも第5世代もコナツも、人間を知ろうとし、そしてエラーによって活動を停止しました。
人間らしく生み出された彼らは、その在り方を模索していたのでしょうか。
と、いうよりも、その肉体に精神が引っ張られて行った可能性がありますね。
人の体がある故に、人に合わせた思考をしていく、そして体と思考は人に準じているのに、人になれないというジレンマを抱えているのでしょうか。
今回の考察
- システム(ヨシノ)は医者が直す。
- 空尾さんは第1世代のシステムを第3世代に使用。
- 第3世代は復旧したが、使用者の空尾さんに何かが起こった → 亡くなった原因?
- 第5世代のコナツは人間らしさを追求。
- コナツは手が動かなくなり、病院のような場所へ連れてこられる。
- 体のパーツは取り替えが可能。
- 精神を受け入れる器の調整ができていれば、精神転送の成功率は低くないと考えられている。
- 擬似人格はバックアップされ、権限を持つものと会話できる → 私、会話出来てる。
- エラーはシステムがある故に認識される。
システムというのは、人間の精神もしくは肉体に大きなダメージを与えるものなのでしょうか。
システムではなく空尾さんが亡くなった(もしくは、この世界に対応できなくなった)ことから、第1世代のシステムは使用者の精神に負荷をかけるものであると言えそうです。
そして、各世代のシステムは、エラーに触れると手が動かなくなったり、完全停止したりするようですね…。
彼らの内部構造的なものは分かりませんが、エラーによって、神経回路が焼き切れてしまうのでしょうか?
そして、その修復には適性を持った人間が必要、それも話ぶりを見る限り、使い捨てが。
ということは、第1世代のシステムを使うと、やはり使用者は精神的にダメになってしまうのかもしれませんね…。
ダウンロード等はこちら
ふりーむ(https://www.freem.ne.jp/win/game/26463/ )
作者HP(http://ikisiteru.web.fc2.com/index.html/ )
作者Twitter(https://twitter.com/_rojinoura/ )
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