※ブログでは、ゲームの感想や考察について投稿していきます。攻略に関する情報が載っていますので、未プレイの方はネタバレにはご注意ください。
今回は前・中・後編の中編です。
見た目的に分かりにくいのがやってきましたね…。
前回の記事
2体の怪異の予想と結果
今回は、以前調査したしなかった、2体の怪異と会ってきました。
今回出会った怪異、「ボトル」、「パペット」は、どうやら、今までの怪異とは少し毛色が違うようで、調査している最中に違和感がありましたね。
それもまた、面白かったです。
詳細はこの先に。
今回調査を行った「ボトル」、「パペット」の予想はそれぞれ以下の通りでした。
- ボトル → 人間
- パペット → 人間
怪しすぎる故に、逆張りで人間だと思ってしまった私がいます。
こういった選び方はどうかと思うのですが、そういう直感が働いていたので、しかたないのかもしれません。
最初、パペットは怪異なのではないかとも考えたのですが、見れば見るほど怪しいんですよね…。
見た目の怪しさは今回の中でもトップと言えるのではないでしょうか?
調べた結果はこちらですね。
- ボトル → 人間
- パペット → 人間
概ね、予想通りではありましたけれども、人間の精神性とは難しいものですね…。
特に今回の面白いポイントは、このボトルの元となった人間の考え方です。
この怪異の元になっていた方はトキワさんという方なのですが、夫婦仲もよく、娘も成人し、趣味もあり、現状に不満がなかったそう。
今まで見てきた怪異が、誰かに認めて欲しいというものばかりだったことと比べると、かなり異質な怪異のように思えます。
今回の怪異は、現状に不満が無かったからこそ「今のまま変わらないで欲しい」という思いから、怪異になってしまったとか。
人には必ず、老いと死がやってくることを知っているからこそ、今の時間をかけがえのないものと捉えるトキワさん。
その将来やってくるものに対しての不安が、怪異化の原因になったようですが、その気持ちがかなり分かる。
私自身、現在の生活に満足しているところがあるので、それを考えると私も成長を止めようとしたら、トキワさんみたいな怪異になってしまうのではないか、と思いましたね。
現状に満足し、満ち足りているからこそ感じる不安がある、ということを思い出させてくれるゲームでした。
毎日の幸せに感謝しつつも、不安に押しつぶされないように生きていきたいですね。
もう一つの怪異「パペット」については…、無理せず強く生きろ、としか言えませんね…。
うん、気持ちは分かる、だけど、同意しすぎてはまずい気もして…。
感想と後語り
今回の怪異2体はどちらとも今までの怪異とは違うタイプの特異性を持っていましたね。
どちらも、人間としてよくある姿。
平穏に生きたいという願い、誰かに頼られたいという願い。
どちらも人として当たり前の願いですよね。
その願いゆえに怪異になってしまうとは、なかなか面白い話です。
それにしても、パペットの方からブラック臭が漂っているので、大変そうです。
ブラック企業から抜けられない人というのは、働くことによって「のみ」周りから認められるという経験から生み出されているのでしょうが、やはり人は多面的に認められる経験をしていくことが望ましいですね。
この後に、シークレット怪異を解放するために全ての失敗も見てきたのですが、なかなか恐ろしいものですね。
特に恐ろしいと思ったのは、以前紹介したシンボルですね。
普段とは変わらないように見えて、内面は変わっているというのが、なかなかに恐ろしい部分でした。
それとは別に、今回におけるボトルとパペットについては、被害にあったとしても、被害にあった人が幸せを感じうるというのが、面白いところですね。
普段なら、ゲームオーバーになるのは良くないことですが、このシリーズはゲームオーバーになるのも楽しいものです。
それにしても、全ての怪異のジャッジ成功と失敗のそれぞれのルートに面白さがあるというのはとても良いことですね。
次回のシークレット怪異たちとの出会いはどんな感じでしょうか?
今からとても楽しみです。