【アイリス・リフレイン】全力で赤の世界を追憶する【鍵の国のアリスプレイ後】

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さて、私の分かる範囲でできるだけ考察していきます。 鍵の国のアリスと行ったりきたりしながら見てみると、考えられる部分が多くて面白いですね。

※本記事にはゲームの重大なネタバレが含まれますので、ネタバレや考察が苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。

前回の記事

考察した内容のまとめ+α

  • この世界は父親が作った
  • 父親は九十九神=付喪神、物に魂が宿るという考えを信じている
  • アイリス・リフレインの世界は鍵の国における「赤の国」
  • 赤の国は現状、鍵を持つものがおらず、トランプによって形成されている国 → 国が認知されなくなっている
  • アリスたちのために作られた世界であるために、アリスが望むように世界が何度も繰り返している。
  • イーディスの持っている人形、ロリーナを車掌が手に入れると神なれる → トランプが神になれるということは、神はクラウディアを意味し、ロリーナは鍵を表している
  • アリスは人形をいつも連れて歩いていた
  • 辺りに落ちていた怪我した人形たちは、赤の国の住人が殺された、または鍵を破壊されたことを表している。
  • この世界をアリスが行く様をチャシャは、他の猫と見ていた
  • アリスは姉妹のことを忘れた → ロリーナという人形が鍵に見えるようになった
  • 巻き戻る時間 → 見えないが、アリスの近くにいる
  • 一瞬だけ出てくる本は「鍵の国のアリス」のお話 → 何度も読まれているのか、大分ボロボロだ

鍵の国のアリス、アイリス・リフレイン、考察の大筋

 私は鍵の国のキャラたちは、父親が作った人形たちだと考えています。
 アイリフの世界で九十九神=付喪神について言及がされていますので、人形をまるで魂を持った存在であるかのように、アリスの幼少期から扱ってきたのではないかと。
 そんな家庭環境で育ってきたからこそ、アリスもまた物に魂が、人格があることを当たり前と思い、現実と虚構の境が曖昧になっているように感じています。
 おそらくアリスは嫌な出来事、認めたくないことから逃げてきたのだと思います。

 アイリス・リフレインの世界で読み古された「鍵の国のアリス」の本が登場すること、また鍵の国のアリスの話で学校で、同級生に名前を呼ばれ、本が登場する描写があったと思いますが、その本が「鍵の国のアリス」の本だったのではないかと思います。
 そして同級生からその日は笑われていましたので、家で読み続けてきた「鍵の国のアリス」の物語を同級生に否定され、揶揄われ、この物語を否定したくないアリスが鍵の国に来たのではないかと思っています。

 キラキラこうもりには名前がありそうだったので、キラキラこうもりやドードーどりは、鍵の国における赤の国の住人たちだと思われます
 しかし、今は役割はあっても名前がないので、鍵を壊されてトランプと化してしまっている存在ではないかと考えています。

 赤の国とする根拠を述べていきますと
 まずは、光る鬼灯という鍵の国との共通の植物があり、「青色葡萄」といった、青の森限定アイテムがありました。
 青の森が元々赤の国の統治下にあったという話から、手に入れやすかったのでしょう。
 他に繋がりを示すものとして、羊さんは猫、すなわちチャシャさんを知っていました。
 そして、ダイナさんには発明における師匠が存在したことからも、きっと、この羊さんがダイナの師匠だったのでしょう。
 また、車掌さんが「時間」について言及し、その車掌さんがいた部屋には白いヴァイオリンが落ちていました。
 これらは、チックさんとの繋がりのように思います。

 そうなると、商店街の住人達は元々赤の国で生活をしていたとも言えそうです。
(山羊がいた部屋にはたくさんの商店街と関係するアイテムがありましたからね。そして、サーカス全体にはレオの屋敷にあった道具達に似ている。つまり、サーカスが元にしている赤の国にはレオの力が大きく働いていたと考えられます)
 だからこそ、チャシャやレオなど白の城の人たちとの仲が良くない人も多いのではないでしょうか。
 こういった理由から、赤の国にいたであろうレオがアリスに対して、親切にしようとする態度を示しているのかもしれません。

 そして、おそらく、赤の国を壊したのはチックさん。
 最初にチックさんとき足音に恐怖を覚えたのは、昔チックさんが、そこにいた人々を壊した瞬間を目の当たりにしたからかもしれませんね。

 車掌さんが、ロリーナを手に入れると神になれると言っていたことから、トランプである車掌さんがトランプにとっての神、クラヴィスになれると考えると、実はロリーナは鍵であるのではないかと思います。
 アイリフの世界では傷ついた人形がたくさん転がっていました。
 これは、鍵をなくした(壊された)住人が沢山いることを示していそうです。
 つまり、この物語は「人形が存在すること」が鍵になっているのではないかとも考えられます。
 おそらく、アリスの家には全部で約50体のクラヴィス達の人形があるのではなでしょうか。

 ロリーナの人形も黒、鍵の色も黒、もしかしたらアリスは普段持ち歩いていた、もしくは偶然持っていたロリーナのことを鍵と誤認している気がします。
 姉妹のことを忘れていることから、姉の人形をロリーナと正しく認識できなくなっているのかもしれません。
 そのため、人形が落ちた→人形は鍵であるという鍵の国の物語に沿った変換がなされ、ロリーナが鍵となっている。
 そして、鍵の国でアリスは鍵の持ち主を探している。
 それはすなわち、イーディス探しをしているということに他ならないのかもしれません。


 小説版にて、最初の夢見が悪い、というのがどうにも「アイリス・リフレイン」の世界にいたからのように思いますので、アイリス・リフレインの世界からの脱却をしたアリスが「アイリス・リフレイン」以外の世界に救いを求めた結果、「鍵の国」の世界を作り出したとも考えられそうですけどね。
 また、小説版にて、チックとアリスが以前に出会ったことがありそうでしたが、きっとこの赤の国で出会っていたのでしょうね。
 とりあえず、小説版の内容はまだ読み切れていませんので、またいつか考察しましょうか。

ダウンロード等はこちら

ふりーむ(https://www.freem.ne.jp/win/game/26405/
作者HP(https://keylandalice.wixsite.com/madt…
作者Twitter(https://twitter.com/torapecheno/
小説版(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9292717

この記事の元となった実況動画はこちら

鍵の国のアリスをpart1から振り返る

Act2へと進む

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