※ブログでは、その感想や考察について投稿していきます。攻略に関する情報等が載っていることがありますので、未プレイの方はネタバレにはご注意ください。
それにしても…、子どもが幸せになれないというのは、何とも言えない気持ちになりますね…。
前回の記事
今回の内容
さて、今回はピースが出揃いました…。
あとはこれを組み立てていくだけです。
ストーリー考察
このゲームのストーリーは、ローゼマリーが実際に誘拐されたことから始まります。
ローゼマリーが助かることを願っていた家族ですが、残念なことにあと一歩のところで助けることができませんでした。
それによって、精神的なバランスを崩した家族は一家離散。
妹のミモザは里親に引き取られることになりました。
しかし、その里親は子どもを殺そうとしており、満足に食事も与えない里親でした。
そこで、ミモザは里親から逃れるために廃工場へとやってきたのです。
ここからは考察です
里親から逃れるため、ミモザは時折、一人で家族との最後の思い出の地、姉とレッターの死んだ廃工場へやってきていました。
そして、誘拐事件として取り上げられてしまった(恐らく自演で誘拐事件とさせた)ある日、里親が廃工場へミモザを探しにやって来たのではないでしょうか。
「大好きなママが助けに来てくれた」と言ってはいますが、最初は「おかあ…」という発言をしていました。
元々の母親のことはママと呼んでいましたので、里親が見つけたということは事実なのでしょう。
「大好き」という言葉について、里親の写真をずっと持っていることからして、事実のように見えますが、きっと違います。
そうでないと虐待や逃げ出したいという気持ちとの整合性が取れませんので。
むしろ、そういった気持ちを誤魔化すために好きだった、里親を姉を探し回っていた”ママ”だと思い込むようにしていたのかもしれませんね。
そうして、今ではこの物語を構成するためのアイテムとして、写真を持ち続けているのでしょう。
大好きな母親に救われるという物語を構成するために。
しかし、最終的に里親を殺したミモザは孤児院に来ることになりました。
要するに、誘拐事件を自演し、里親を誘導したのでしょうね。
ローゼマリーとしての物語を補完するかのように逃げながら、最後の最後にグサリ。
(もしくは、過去に何度か来た際にローゼマリーが逃げたルートを想像した)
レッターに恩を感じていたのは、姉の殺された廃工場を見つけてくれたこと。
ここが警察の捜査でもなかなか見つからないことを教えてくれたこと。
はたまた、工場長室の鍵を手に入れるのに関わっていたとか?
そういった要素がかかわっていそうですね。
プレイした感想
このゲームもまた、前作と同様に考察要素が多く、とても楽しいですゲームでした。
正直、今ブログを書きながらも考察に頭を悩ませています。
「本当にこれで良いのか」と、とても気になりますが、情報はそこにあるのみ。
真実が近くにあるようで、遠い感じのするゲームでした。
このローゼマリーことミモザは、前作で亡くなっていることが明らかになっていますので、この子の生涯はとてつもなく波乱万丈かつ、そして大人の勝手に振り回されたものとなりました。
嘘をつき、嫌がらせばかりする行為の裏には、大人に振り回されたという記憶、逆に振り回したいという思い等、様々な葛藤があるのかもしれません。
子どもたちには平和な生活を送ってもらいたいものですが、我々大人の身勝手で簡単に崩れてしまいますからね…。
私も、子どもが平穏に生きられるように、普段の関わり方を改めて見直していきたいところですね。
ひとまずは、下の子のイヤイヤ期を乗り越えるのが先な気がしますが。
さて、この物語はここでおしまい。
次の物語でもお付き合いいただけたら幸いです。