※ブログでは、ゲームの感想や考察について投稿していきます。攻略に関する情報が載っていますので、未プレイの方はネタバレにはご注意ください。
家族の変容やらビデオカメラの存在やら…。
とても考察の難しいゲームでした。
この記事では、攻略で詰まった方用の攻略手順と私の考察を載せています。
攻略手順
ネタバレ注意です。
最初の部屋:鍋の蓋を開ける
鍋の中に男性の顔が…。
いったいどうしてこんなところに…。
隣にあるのはオリーブオイルのようですし、何かしら調理したのでしょうか。
そう考えるとミートボールが気になるところ。
2つめの部屋:ソファの下を見る
ドファの下には眼球と指のようなものが。
3つめの部屋:ドアの先の怪異を見る→テレビに映る人を見る
扉の先には見えにくいですが、何かしらの怪異が存在しているようなので、それを見ます。
この怪異は、手はあるようですが、首に該当する部分が長く伸びているような感じがしますね。
確認した後はこの扉が開くので、その先(ドアの陰)にあるリモコンを手にしましょう。
このリモコンを手にすることで、部屋のテレビをつけることができます。
そのリモコンを操作することで物語が進行します。
動画の最後に、目を見開き、怪我をしているであろう、男性の姿が写ります。
この後は、先へと進もうとしたり、元の道を戻ろうとしてびっくり要素と出会いながら、懐中電灯を手に入れることに。
それから、地下室へと向かい、その最奥の顔を見ることにしましょう。
テーブルの下に隠れています。
4つめの部屋:ラジオのタイミング合わせ
この部屋では、ラジオの音のタイミングを合わせて、曲を作ることが求められます。
スイッチをオンオフして合わせましょう。
5つめの部屋:動き回って顔を見つける→動けない中怪異と遭遇
箱に収められたデスマスク?
音に誘われる様に、しばらく部屋の中をうろうろしましょう。
動けない!と思っても焦らずに。
周りを見回していると…。
この顔は懐中電灯を手に入れる前に見た顔に似ていますが…。
他人の空似でしょうか?
6つ目の部屋:ぬいぐるみを取り、並べる→バラバラの体を探す
羊?のぬいぐるみはクマのぬいぐるみから入手した鍵のかかった箱の中にあるので、見落とさないように注意。
写真通りにぬいぐるみたちを並べ、この謎解きを終えると、ビックリポイントがあり、その後、ドアの前にある胴体、上のベッドにある腕、下のベッドにある頭部、棚の上にある腕(腕の数が3本…?2人分かな?)を回収すると、新たな恐怖演出、そして次の部屋へ。
7つ目の部屋:鏡を探す
バスルームでは割れた鏡を直すために、鏡の破片を集めます。
目立つものばかりなので、忘れなさそうですが、洗濯機の中にあるものを忘れない様にお気をつけください。
考察
当たるも八卦当たらぬも八卦。
ストーリー
今回の物語は、主人公の視点で描かれています。
しかし、主人公は傷だらけ。
単に大怪我をしただけ…、と見るには傷だらけすぎますし、何かしらの化物と化している様な感じがしますね。
今回のゲームではビデオカメラのような画質に意味があるようにも思えるのですが、この主人公、カメラを構えていないんですよね…。
脳内にカメラを仕込んでいたりするのでしょうか。
考察の鍵となるテレビの動画内では、暖炉つきの小屋が写り、カメラの乗った車内では、何かを落とした後にカチャカチャと6回音が鳴り、再度スライドする音がしていました。
カチャカチャと6回鳴るとすると、リボルバー式の拳銃の弾を込めている様に感じますね。
そして、ビデオの持ち主は車に固定していたカメラをネジを回すことで外し、車外へと出た、という流れの様に感じました。
その他の動画では何かを暗い廊下を通って、おそらく二階であろう梯子などが置かれている窓へと進む様子、ニュースキャスター、それから有名な秘密結社だったか犯罪組織か何かのミーム…。
と思いきや、再度最初の動画で出てきた動画の小屋の内部や外部の動画、しかもこの外部の動画では、なにかしらの血痕?を追っているようですね。
最後は滝というか、よく見たらパイプのようなものがある気がしますので、何かしらの排水設備でしょうか。
そうなると、この近くには何かしらの人体実験の設備を備えた施設があり、その施設から出てきたのであろう何かしらの生物が撮影者を襲ったのかもしれませんね。
流れとしては、行方不明者の発生→ニュースが流れるが秘密結社による放送の妨害→カメラの持ち主が探しに来る→被害に遭う→カメラの持ち主がカメラを内包した化け物になり、怪異を無力化していく、という流れのような気がするのですが、正直、ストーリーについては怪しい部分が多いです。
カメラの持ち主が化け物になったとすると、家族関係について、赤の他人である怪異となった家族の生活の謎を探っていく物語になるので、主人公との関連性がかなり薄くなってしまうんですよね。
とはいえ、子ども部屋に3体の怪異がいたことを考えると、赤の他人と考えてもよさそうにも感じるという難しいところではありますが…。
家族構成
この家の序盤では、男性一人が住んでいるかのような部屋が続きます。
洋服かけには男性の服しかなかったり、ファミリーで暮らすにしては量が少なかったりと、家族で暮らしている様な感じはしません。
さて、ここまでは一人暮らし説のあった家ですが、4つめの部屋からは家族構成が変わっている様です。
洗濯物の籠に衣類が沢山ありますし、ベッドがダブルベッドになっています。
ベッビーベッド等はないことから、ここは夫婦のみでの生活を表しているように思われますね。
そこからさらに先に進むと、子ども部屋へとステージが移ります。
二段ベッドがあることからして、双子か兄弟がいたのでしょう。
そして、子ども部屋の隣にはだれか大人の作業部屋のような場所が。
そう考えると、この家では3人が暮らしている様に感じます。
途中で脳に何かしらの影響が出ているのか、脳に何かしらの処置をしたのであろう女性?の絵があったことからして、夫婦と二人の子どもがいた場合、奥さんは亡くなられていると考えられそうです。
テレビ内でおそらく二階であろう高いところの窓が映ったことからして、そこから飛び降り自殺をしたのかもしれません。
なにかしらの改造手術に耐えられなかったとか…?
最後のバスルームでは、歯ブラシが3本ありましたので、誰かしらが3人いたことになりそうです。
(この3本が父親と2人の子どものものであればよいのですが、もしこの歯ブラシが全て大人用と考えると、夫婦の他に第三者が存在していた可能性を示唆するものに変わるので怖いですよね。)
怪異が実在していたことを表す表現
この子ども部屋の謎を解いた後には、この方が現れます。
この方は、鼻の形こそ、今まで見た怪異とそっくりなのですが、目があり、歯があり、と新たな様相。
この怪異は、今までと違って見るだけで消えるのではなく、声もあり、しばらくは消えることもなかったということは、実態のある、または非常に強力な力を持った存在だったと見ることができそうです。
この怪異が子ども部屋にあった二つの亡骸をバラバラにしたのでしょうか。
そうなると、いろいろな悲劇、または今まで見てきた被害者であろう霊体はこの怪異によるものと考えることもできそうです。
タイトル考察
最後に主人公らしきこの人物が認識することで主人公が消えたことから、主人公、もしくはどこかに埋め込まれているであろうカメラには特異な存在を消す力があるようですね。
最後は、鏡に写った自分を消すことでゲームは終わるのですが、このゲーム、タイトルを翻訳すると「詩篇」という訳になります。
それぞれの詩をまとめていた、もしくは物語を消し去っていったのがこの人物という意味合いになるのでしょうかね。
5:9ー13については、海外の詩の韻律では5歩格という定番のリズムがあるのですが、しかし、9歩格は存在せず、こじつけて考えるならば、5歩格のリズムの9行の詩が13篇ある(不吉な詩集)と捉えることができそうな気もします。
もしくは、日本では五行歌という詩の形式もありますので、詩と5という数字の組み合わせは、定番といってもいいでしょう。
また9はもしかすると部屋数と捉えて良いのかもしれませんね。どこまでがつながった部屋と考えて良いのかは悩みますけれども。
画面から怪異が消えた回数も13回のようですし、一つの怪異につき、一つの詩があるとするならば、不幸な物語を13回繰り返した作品と捉えても良さそうです。
感想
怖いものをあえて直視させるゲームというのは、とても面白いですね。
しかし、表現的に辛いものがあったりもしますので、苦手な人にとっては悪夢かもしれません。
それにしても、詩にしてはダークなものばかり…。
一体どんな心境でこの詩を書いたのか、とても気になるところです。
ホラーとしては、とてもいい感じのゲームだと思いました。
ジャンプスケアも十分にありましたし、分かっているけれど避けられない形での恐怖はなかなか回避できないので、驚きますし、楽しいです。
皆さんも是非遊んで、そして考察を楽しんでみてくださいね。
「こんな考えもあるよ!」というご意見・考察は、是非コメント欄にお寄せください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。