【ハッピーエンドは紡げない】正義の心を奪わせない戦い【part4】

　世の中には真面目で優しい人を自分勝手に使おうとする人がいます。
　それを許したくはないですよね…。

前回の記事

　さて、前回ギルドを立ち上げた一行、初めてうけた依頼は、前ギルドメンバーの討伐でした。
　捕獲ではなく、討伐なあたり、前メンバーはどれだけ人様に迷惑をかけてきていたのでしょう。

　対象がいると言われている「海鳴りの洞窟」に来てみてビックリ！

　まさか、依頼人がヴェンデッタさんだとは！

　ゴロツキが依頼をしてくる、というか、「そもそも依頼ができるたのか」ということに驚いてしまいました。
　この依頼がギルド本部経由で来た、ということは、もしかしてヴェンデッタさんはギルド本部と何かしらの関係にある人物なのでしょうか？

　そして、ヴェンデッタさんから、依頼を行う上で注意点が。
「一つくくりの女の子だけは逃して」だそうです。
　町で話題になっていた、ギルドにおいて一人だけまともな人物「アニカ」のことを言っているのでしょう。

　そして、そのアニカさんと、予想通り出会うことに。
　通せんぼしてきてので、軽く叩いたところ、放心状態に…。
　報奨金も少ない依頼を、町の人のために、そしてギルドのためにと行ってきたにも関わらず、討伐依頼が出てしまう。
　なんて悲しいのでしょう。

　はい、許さん。
　レベルの違いを見せてやる。

　さて、洞窟でアニカさんと別れ、彼女はこれからどうなるのかな、と思いを馳せていると…。

　アニカさんが来ちゃった。
　元々いい人そうなので、ギルドに入るのは大賛成です！
　アニカさんを中心にしたメンバーで構築した街の困りごと解決部隊と、他の面々での出稼ぎ部隊があると、いい感じにギルドの運営ができそうな気がしますね。

　さて、明るく行動力の高いアニカさん。
　彼女は私たちのギルドにどのような風をもたらしてくれるのでしょうか。
　これからが楽しみですね。

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