弟に殺されずに済みました、が。
この弟さん、殺意高くないですか?
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今回の考察 〜エンジェリカとアリステラ〜
- 犯人に人の心はないのか?
- ドレスのサイズがアリステラにぴったり
- 着替える際に部屋を出ようとしなかったオーバー
- 「綺麗だ」という反応は…なしでは?
- 針を使う場所はどこだ?と謎解きをさせようとするオーバーと、普通覚えてますよね?とオーバーが犯人だと思っている弟の心理戦
- エンジェリカ姉さんは、アリステラの心を守るために悪女になろうとした
- エンジェリカが悪役になれるよう、アリステラは悲鳴を上げるようになった
- これから人の優しさに慣れていくには、もう遅い → 優しくする人がいなくなる → 家族がいなくなる
- 罪の装い → オーバーとの結婚を望み、家族との決別を決めたが後悔している?
- アリステラと母親は血がつながっているが、他の家族とは血がつながっていない?
- オーバーの母親は誰かが殺した。
- アリステラの服に、誰かの絵。オーバーの絵?
- ふかふかのバスタオル → 最近誰かが用意した。大切な人が使うことを見越して。
犯人はオーバー。
これはもう、確定路線でいきましょう。
さて、ここではアリステラの過去について考えていきましょうか。
父親が無くなって、誰にも責められないことが逆に不安になってしまっていたアリステラ。
そんなアリステラをなんとか助けようとしたのが、エンジェリカ姉さんだったようです。
元々優しいエンジェリカ姉さんは、アリステラに厳しく、粗暴に振る舞おうとしてもできずに、悪女の本を参考にした言動を繰り返していたのでしょうね。
そして、それをどこかで理解していたアリステラは、そんな姉の「私は悪女になっている」という願望、期待に答えるために悲鳴を上げるようになったのではないでしょうか。
しかし、アリステラは、そうやっていじめてくる姉について表面的には嫌っているような素振りを見せてきたものの、内心は違った。
だからこそ、姉を殺すことについて、殺した後に後悔している。
そんな感じなのでしょう。
この殺害案はオーバーが考えたこととして、どこまでアリステラは知っていたのでしょう?
弟の前で涙したのが演技なのかどうかによりますが、演技でないとするならば、エンジェリカが死ぬのは想定外だったのでしょうか?
助けようとした、と言っていますが、エンジェリカとネオを助けようとしているのは本心なのでしょうか?
もし、本心ならば、これから先、オーバーとアリステラが結ばれても幸せに暮らすことはないのでしょう。
オーバーがアリステラの家族を排除しようとしている以上、これから先、ネオが考えている通りの家族殺害計画が続くのであれば、アリステラは永遠に後悔することになるのでしょうから。
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