呪いたいほど憎く思うものがいる一方で、呪いを軽く捉えてしまう者がいるのです。
呪いを願って生贄を捧げる
村から追放された主人公は復讐にすべてを捧げる覚悟を持って、この呪われし山で儀式を行うことに。
そこでは、不気味な生物(生贄)を集めて、魔法陣に捧げていくことで呪いを発動することができました。
この生贄の中には主人公と同じ様に追放されたであろう人もいましたが、呪いを行うために犠牲になるのは仕方ないでしょう。
しかし 、「のろいあれ」と私が言わないといけないなんて、思いもしませんでしたね。
ゲームタイトルが関係しているなんて、見落としてしまいがちな部分を見つけるのに時間がかかってしまいました。
カットするかどうか悩んでしまいましたが、こんな感じで良かったですかね。
今回の考察
今回の内容を考察していきます。
このゲームのエンドが衝撃的でした。
上の画像にもあるのですが、最後は主人公が串刺しにされてお終い。
そしてタイミングが悪く動画にはなっていないのですが、最後、主人公がこちらを見て、ゲームが強制終了するという終わり方でした。
ここから分かるのは、呪いを引き起こしたのは、主人公ではなく、操作していた私自身であるということ。
最後には主人公が呪いを願った代償として、最初の契約の通り、身を捧げることになっていますから、呪いの代行者である私はその契約を履行させました。
契約の際は勝手に動いていた主人公ですが、それ以降はこちらが操作していたことから、主人公は呪いによって影ながら操られていた、とも考えられますね。
道中、様々な怪物と遭遇しましたが、それらもまた、元々はこの山にいた生物なのでしょう。
それらは呪いによって姿や性質が変化してしまったのかもしれません。
人もそれらの生物も殺すことから、呪いの前にはすべての生き物は等しく、ただの生贄でしかない、ということを表しており、呪い(我々プレイヤー)にとって死んでも何の感情もわかない存在、ということを表していそうですね。
崖に立った際、そしてエンドにて主人公はこちらを見ていますが、こちらの存在に気づいているかもしれません。
「深淵を覗くものは、深淵からも覗かれている」そんな言葉が出てきました。
呪いによって私と主人公に繋がりができたのでしょうか。
最期には「どうして殺した」または「次はお前の番だ」と言いたげな目を向けていましたが、これは人を呪わば穴二つ、という言葉があるように、「呪いはお前にもやってくる」ということを表していそうです。
いやはや、考えさせられましたし、衝撃的で楽しかったですね。
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