※ブログでは、ゲームの感想や考察について投稿していきます。攻略に関する情報も載っていることがありますので、未プレイの方はネタバレにはご注意ください。
性格診断ゲーム
しかし、雰囲気が良い。 私はどんな性格かしら?
性格診断で自分探しの旅へ
さて、今回はこの世界における古のゲームで性格診断を行うことにしました。
自分自身が何者なのかを探してしまうのは、古今東西変わらないのでしょうね。
私自身も悩むことは沢山ありますので、この機会に自分自身を探しに行くことにしましょうか。
このゲームでは、主人公である女性型アンドロイドになって、制作者である博士亡き世界を放浪するという物語でした。
博士との約束を果たすために行動していく主人公ですが、その道中にいくつもの選択肢があり、その選択一つ一つによって性格診断が行われていくようですね。
最終的な物語の結末に変わりは無いようですが、終末世界を表しているようで、その過程には悲しい出来事が多くあったようです。
以下にネタバレ要素大量で話をしていきますのでお気をつけて。
私の性格
私の性格診断の結果は聖職者でした。
自分で言うのはあれですが、他者を大切にすることができるというのはとてもすばらしいことですよね。
願わくば、皆が幸せでいつまでも、平和に過ごしたいものです。
あとは、公平を愛する裁判官に平和主義者…。
人畜無害な性格ってことですね!
みなさんはどんな性格になるでしょうか?
気になった方は是非プレイしてみてくださいね!
私は聖職者、裁判官、平和主義者でしたか…。
まぁ、分からなくもない気がします。
考察(ネタバレ含む)
さて、ここからが本番ですかね。
先ほども終末世界という単語を用いましたが、このゲームを行っている現代は生命体が殆ど存在しなくなっている世界のようですね。
ゲームをプレイして最初に見る方も、テレビ頭ですし、どうみても人間ではないからですね…。
そうみると、私という主人公はなかなか不思議な立ち位置にいる感じがします。
このゲームの舞台は終末世界なのですが、仮にゲーム内の状況がリンクしているのであれば、EAIが回収された世界ということになるはずです。
しかし、この目の前にいる存在はどう考えてもEAIそのもの。
となると、このゲーム内における博士という存在が消えた後にEAIが再度普及してきたことになりそうです。
おそらくは戦争等の関係で人類が減ってしまい、その分EAIに頼るようになったとみるのが自然でしょうか。
そんな人がいない世界で「自分自身のことが分からない」という主人公に対してゲームをプレイすることで「どんな『人間』かが分かります」と答えるテレビ人間。
テレビ人間が「人間」という言葉を強調していたことからして、主人公はEAIと人間との違いを見いだせない自分自身について悩んでいるのでしょうか。
人間のようにEAIが数多く存在している世界、その中で人間らしさを調べるために、ゲームソムリエの役割を持つテレビ人間に頼るというのは少し不思議な感じがしますね。
主人公は人間らしさを探しているものの、その人間らしさの判断を機械に頼るというのは、EAIが発達している世界では少し皮肉が効いているような気がします。
もしくは薄い可能性ですが、役割の与えられなかったもしくは、人間らしさを求められたEAIがいたという可能性もあるかもしれませんね。
自分の役割が分からずに、人間らしさを調べるために機械を使ったとか。
それなれば、機械を頼るのもよく分かるような気がします。
それにしても、ゲーム内で博士が願っていたものというのは、一体何でしょうね。
博士が自らの意識をデータ化したこと、それを未来に残そうとしたこと…。
EAIと平穏に過ごせる未来でも願ったのでしょうか。
しかし、ゲーム内の少女に博士が語ったように「バックアップではいけない」という、その価値観を引き継いた少女は博士の当初の思いを、博士同様に否定するようになったようですね。
人間に対して否定的だったこともあり、人をEAIに置き換えるような活動をしていた可能性もありますが、真偽は二周目以降に明らかになるのでしょうかね。
とりあえず、全てを考えてしまうと次回のネタがなくなるので、今回はここまでにしておきましょう。
ゲーム内とリンクしていないのであれば、単に科学が発展した世界でゲーム館もしくは図書館みたいな資料室の人との話をしているようですね。
以前、何かしらの相談をする程度には交流があるようなので、悩みがあって、それにあった資料を提示してもらっているといった感じでしょうか。
単純ですが、これ以上はなさそうです。