誰が為に何を想う?
※考察とネタバレが含まれますので、未プレイの方はお気をつけください。
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心は何に宿るのか
さて、今回はいきなり「心は何に宿るのか」という命題から始まります。
この課題に対して、過去に沢山の哲学者達が考えを議論してきました。
プラトン、アリストテレス、デカルト、など名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
今回は要するに答えの出ないものについて考えていくのでしょうね。
しかし、この命題は心を持っている者が議論しても答えが出ないような気がするんですよね…。
さて、今回は以下のようなことが分かりました。
- 有機アンドロイドのコアを破壊できるのは、同じ有機アンドロイドか「親」のみ
- コアを修理できるのも「親」
- シェルター内は親と有機アンドロイドに管理され、数十年は平和だった
- しかし、人間は疑心暗鬼に
- 一人の有機アンドロイドに保管庫の鍵を託し、地上へ送った
- ラズワルドがそれを知ったのは親の死ぬ瞬間
ラズワルドの現状としては、親が死に、兄弟のアンドロイドが鍵を持ったまま地上をさまよっていることを知ってしまっている。
すなわち、ラズワルドは自ら死ぬことも出来ず、崩壊したシェルターを後にして、兄弟を探して世界を旅していたのですね。
そして、兄弟を見つけたのがまさかのシェルター近く。
これを運命と呼ぶのであれば、セレスタインに記憶が戻る可能性があると考えてもおかしくない気がしますね。
だからこそ、記憶が戻るまで何度も何度も、自分の名前を呼び、記憶が戻る可能性にすがっていたのですね…。
しかし、アンドロイドのプログラムに偶然はない。
途中、そのことに気づいていたのかもしれません。
ですが、やめるわけにいかなかった。
それは、一体何が為したことでしょうか。
ラズワルドのプログラム? それとも本当の心?
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