１分間しか記憶が持たないアンドロイドと、繰り返す時間の中で世界の真相を探ります。
※考察とネタバレが含まれますので、未プレイの方はお気をつけください。
この世界の人間とアンドロイドの関係
主人公であるアンドロイドは頭部に怪我をしており、それが原因か、記憶が持たないようです。
そんな主人公アンドロイドの前に現れたのは、「ラズワルド」というアンドロイド。
彼は主人公のために、この世界のことについて短くまとめて話をしてくれます。
今回のプレイでは以下のようなことが分かりました。
- 地上は戦争の影響で荒廃して人が住める環境ではなくなった
- 人間は地下シェルターで暮らしている
- 人間の世話と管理をアンドロイドが行っている
- 有機アンドロイドはコアが破壊されない限り、再生し続ける
- 一部の人間は地上で暮らしている
- 地下の保管庫には、沢山の種子が保管されているが、鍵が開かない
この世界はもう滅びかけているようですね。
アンドロイドが自律しているようですので、この世界の主たる生命体が人間からアンドロイドへと置き換わってしまった世界のようにも感じます。
それにしても、人間らしさを持つアンドロイドと人間らしさを失いつつ在る人間、どちらが人間らしいのか、と気になってしまうのは私だけでしょうか？
歩みを進める、とは？
ここで気になったのは、会話が終わり、トップ画面に戻された後のこと。
普通なら「はじめから」「つづきから」といった選択肢があるところに、「歩みを進める」「壊れている」という選択肢があることです。
この主人公が歩みを進めているのでしょうが、一体何に対して歩みを進めているのでしょうか。
「壊れている」という選択肢があることから、自身の崩壊へと歩みを進めているような感じがするのですが…、気の所為でしょうか？
この選択肢を選ぶとき、色々と衝撃的な展開が待っているような気がします。
一体、どんな運命が待っているのでしょうね…？
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